今回はタイトルにもある通り、「教えて!goo」について解説いたします。
採用活動や営業活動をする上で、ネットでの風評被害に悩まされている担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、今後のブランディング活動に役立つ、「教えて!goo」についてまとめました。今後の対策の参考にしていただければと思います!
「教えて!goo」とは?
「教えて!goo」は、NTTレゾナントが運営しており、検索ではわからなかった疑問をみんなで解決できるQ&Aコミュニティです。疑問や質問を投稿すれば、その知識を持っている誰かが答えてくれます。
https://oshiete.goo.ne.jp/
↑教えて!gooはこちら↑
イメージとしては「Yahoo知恵袋」に近く、例としては「スマホの使い方がわからない」「〇〇を買おうと思ってるんだけど、□□とどっちがいいか?」といった日常の疑問から「彼氏が〇〇で・・・」「こないだ行った居酒屋の接客がひどかった」などの愚痴、相談が書き込まれることもあります。
また、質問、回答を行うためには無料のgooIDに登録する必要があり、匿名で誰でも簡単に利用することができます。
匿名で簡単に質問や書き込みができるので、素朴な疑問を解決して知識を深めることができたり、気軽に相談ができていろんな人が回答してくれる等、非常に便利なサイトです。
しかし、その反面誹謗中傷にあたるような書き込みをし易いことも特徴として挙げられるため、風評被害を受けてしまう場合もあります。
・「教えて!goo」は、匿名で簡単に利用できるQ&Aコミュニティ。
・日常の疑問から愚痴、相談まで、様々な書き込みがある。
教えて!gooの炎上事例
ここまでは「教えて!goo」の特徴について記述してきましたが、実際の炎上事例を見てみましょう。
事例1
質問者〇〇
東京で一人暮らしをするのでアパート借りたいんですけど、評判のいい不動産会社を教えてください。
回答者〇〇
〇〇か□□がいいですよ!でも××ってところはお勧めしません。いやな思いをさせられたこともありますし、いろいろ調べたらブラック企業でした!
この場合だと××という会社が風評被害を受けていますね。
回答者の主観であり、ネットに載っている情報のみでブラック企業だと判断しています。
根も葉もないことを書かれてしまうと、このサイトを見た人達は××という会社がブラック企業であるという認識を持ってしまいます。
さらにこの書き込みが拡散されてしまうと、住まい探しの際にお客さんが××という会社を避けてしまうようになり、気づかないところでの機会損失につながってしまいます。
事例2
質問者〇〇
大阪にある〇〇というレストランが気になっているのですが、実際に行かれた方に評判をお聞きしたいです。
回答者〇〇
2か月ほど前に一度行きましたがもう二度と行かないです。××という店員の接客が不快だったし、料理もまずく感じた。
この場合だと〇〇というレストランが風評被害を受けていますね。
しかも個人名まで出されてしまっているのでより一層印象が悪くなってしまっています。
接客は対人で行われるので、××さんが普通の接客をしていたとしても、回答者〇〇さんにとっては不快に捉えられてしまうこともあります。
拡散されてしまうと〇〇というレストランだけでなく、××さんの今後の人生を大きく左右する書き込みになってしまうかもしれません。
・商材は何であれ、根も葉もないことを書かれてしまうと見えないところでの機会損失につながってしまう。
・個人名が出されていると個人の人生を狂わせるきっかけになってしまう可能性がある。
「教えて!goo」の対策方法
万が一このような風評被害の対象になってしまったら、どのような対策をとればいいのでしょうか。
監視による早期発見
このような口コミサイト全般に言えることですが、書き込んだ人は「貴社に関する悪口を投稿しましたよ!」とは教えてくれません。
なので、日ごろから監視をして早期発見に努めることが大切です。
投稿の削除
逆炎上や再発のリスクを最小限に抑えることができるので非常に有効な方法です。
しかし、この方法は専門性が高く、自社で気軽に対策することができないのがデメリットになります。
この対策方法を実践したい場合、専門家への相談が必要になってきます。
風評業者の中でも、この根本的に削除する方法はできない業者も多いので、じっくり選ぶ必要があります。
弁護士への相談
弁護士への依頼の場合、投稿を削除できる可能性自体は低くはありません。
しかし、対策範囲が当該サイトに限られるので、ブログの内容がSNSや検索キーワードに表示された場合、弁護士側は何もできません。
また、対策にかかる費用がかなりの金額になることや削除できない場合が意外と多いことも念頭に置かなければなりません。
結果的に削除できなかった場合、高い料金を支払って泣き寝入りで終わることも視野に入れた上で利用することになります。
・機会損失を防ぐためには「早期発見、対策」が重要。
・自社での削除や監視には限界があるので専門業者に依頼するのがおすすめ。
まとめ
さて、「教えて!goo」に潜むリスクについてご理解いただけたでしょうか?
教えて!gooに限らず、ネガティブ口コミやキーワード等は放置してしまうと営業活動や採用活動に多大な影響を及ぼしてしまう可能性があります。
リブランディングとしては、 ネガティブ口コミ等が発生する前から事前に対策をし、発生してしまった際にすぐ動けるような体制つくりをお勧めしています。
お困りの際は無料見積もり等承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!