こんにちは、デジタルリスク研究所編集部です。今回はタイトルにもある通り、人事部目線からに風評・炎上対策が必要な理由について解説いたします。丁度、採用活動もひと段落つく頃合いだと思いますので、この記事から是非来年度以降の採用活動の参考になればと思います!

新卒者の採用に与える影響

まず、新卒者の採用に与える影響について解説します。新卒学生は企業の評判に敏感で、優秀な人材ほどクチコミサイトなどで企業の評判をチェックしています。実際、日経ビジネスの新卒学生に対するアンケートでは、実に9割以上の学生が、ネット上でブラック企業と呼ばれているような会社への志望をやめる、もしくは志望度が下がると答えた、というデータもあります。また、採用については、求人市場の動向も影響してきます。例えば、新卒採用が売り手市場な場合、全般的に採用率が高いことから内定辞退率は上がります。

優秀な人材ほど企業の評判をこまめにチェックしている。また、市場の状態によって内定辞退率が増える場合もある。


炎上発生の流れ

次に炎上が発生する流れについて解説します。ニュースで報道された不祥事はもちろん、近頃は社員の不適切なSNSの投稿が原因のものあります。SNSで1番多いのはTwitterです。特に鍵アカウント(閲覧を認証制にすること)でないものは世界中誰でも閲覧することができるので1つ不適切なツイートをするだけで一斉に拡散されてします。そして、まとめサイトや2ちゃんねるなどで「○○企業の実態」のような形で載せられて炎上していきます。このような事態を防ぐには社内での教育はもちろん、風評被害対策を行う必要があります。

何気ない投稿1つが炎上の火種になる。炎上を防ぐためには、社内教育の徹底と風評被害サイトの対策を行う必要がある。


最低限やっておくべきこと

最低限やっておくこととして、定期的に自社のクチコミサイトやまとめサイトを1週間に1回からでいいので監視する習慣をつけましょう。でも、仕事で手が回らなかったり、どのサイトから見ればいいか判断するのって難しいですよね…そんな企業様には、是非弊社が開発した無料の風評アラートサービスをご活用ください!この風評アラートはネット上のありとあらゆるクチコミサイトをチェックしていることはもちろん、企業様のニーズに合わせてSNSの部分を重点的に監視するなどカスタム機能もついています。

まずは定期的にクチコミを監視する習慣をつける。それが難しい場合、弊社の風評アラートサービスを利用するのも一つの手段。


風評・炎上対策が採用活動を成功させる近道

学生、求職者の9割以上はネット上の口コミを見ています。なので、定期的にカイシャの実態とかけ離れた内容があるかないか最低限把握していないと、知らないところによる口コミが原因で雇用機会の損失が発生している危険な状態になってしまいます。また、このように風評・炎上対策は求人広告を増やしたりするのとは、別の角度から採用活動の成功に繋がります。この機会に是非自社の口コミサイトをチェックしてみてください。