今回の記事では、おすすめする7つのGoogle口コミ削除サービスで削除にかかる費用やサービス内容を比較します。

Google口コミの削除依頼は年々増えており、風評被害から企業を守る手法の1つです。
風評被害について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

Google口コミに限らず他の口コミ削除についても知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

Google口コミで誹謗中傷など嫌がらせやひどい内容を書かれた場合

Google口コミで誹謗中傷などを書かれた場合、どのような被害があり、対処方法や対策方法があるのでしょうか。

Google口コミの被害

近年では、Webで口コミを見てから来店を検討する人が増えています。
企業やお店をGoogleで検索して、以下の図のように嫌がらせ目的やひどい内容の口コミがある場合、ネガティブな印象を受け利用をためらってしまいます。

来店をためらってしまうようなGoogle口コミの例を表した画像

このように、誹謗中傷目的などネガティブな口コミがある場合、企業側は知らぬうちに顧客を逃してしまうのです。
レピュテーションリスクにもつながるため、早期対策が必要となります。

Google口コミの対策方法

削除したくなるようなGoogle口コミを防ぐには、以下の方法があります。

  • ネガティブなGoogle口コミがないかモニタリングする
  • 日頃から顧客にサービス改善のためのアンケートをとる
  • 顧客に良いGoogle口コミを書いてもらえるようにサービス改善をする
  • 従業員に職場改善のためのアンケートをとる
  • 顧客からのGoogle口コミにコメントする

Google口コミの対処方法

Google口コミを対処するには、以下の方法があります。

  • Google口コミを削除交渉してもらう
  • 自分でGoogle口コミを削除申請する
  • Google口コミを削除交渉してもらう
  • 弁護士に削除の手続きをしてもらう
  • 逆SEO対策(詳しくはこちらの記事を参照してください)

Google口コミの削除依頼は個人名も可能か

Google口コミに名指しで書き込まれていた場合、削除は可能です。
詳しくはこちらの記事を参照してください。

Google口コミの削除依頼にかかる費用は?

Google口コミの削除依頼にかかる費用相場はいくらでしょうか?
1つのGoogle口コミを削除するには最低でも1万円となります。しかし、大体の業者は一回で5万円は必要となります。

また、完全成功報酬制や月額制・年額制があります。

おすすめのGoogle口コミを削除できる業者の費用を7つ徹底比較

ここでは、Google口コミを削除・非表示にするサービスがある業者を7つ紹介します。

ネットイレイサー

Google口コミの削除を即日対応できる業者です。
作業の50%を自動化により削減していたり宣伝や広告費をかけていないため、格安でGoogle口コミの削除が可能となります。

削除費用

10,000円〜(完全成功報酬制)

参考:https://net-eraser.net/google%E5%8F%A3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%92%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%81%A7%E5%8D%B3%E6%97%A5%E5%89%8A%E9%99%A4/

株式会社ティーアンドアール・サポート

医療機関向けのGoogle口コミ削除サービスです。医療機関ではネガティブな口コミが多く投稿されています。しかし、多忙な業務の中対策するのはかんたんではありません。そんな医療機関向けにGoogle口コミを削除するサービスです。

削除費用

27,500円〜(月額制・12ヶ月以上の契約となります)

参考:https://www.tandr.co.jp/br/

lumiere

蓄積されたデータをもとにプロのエンジニアが削除作業するため、情報流出やGoogleペナルティ違反の危険性を回避できます。業界最安値でGoogle口コミ削除を提供しています(HPより)日本であれば、どの企業でも対応可能です。

削除費用

お見積り(無料相談)相談料・着手金0円(デポジットが必要なプランがある)

参考:https://lumiere.bz/service/slander/

株式会社New Linksのクチコミ対策

Googleクチコミを非表示にするサービスです。他の業者と異なる点は、何度でもサービスを契約していれば対策が可能である点です。99%と高い成功率であるため、安心してサービスを利用できます。

削除費用

失敗した際の費用は発生しません
具体的な料金はお問い合わせが必要となります(相談無料)

参考:https://nekonote.global/l/kutikomi-taisaku.html

Kindergarten

1回のみの対策ではなく、その都度クチコミの非表示が可能なサービスです。司法書士の資格を保有する方が監修されているサービスであるため法律遵守なサービスとなります。飲食店業界や医療業界のみならず、すべての業界に対応可能です。

削除費用

初期費用無料
具体的な料金はお問い合わせが必要となります(相談無料)

参考:https://www.kuchikomi-delete.com/

株式会社SORIX|Webリスクソリューション

最短24時間で対策可能です。

株式会社SORIXでは、他にも企業がデジタル化プロジェクトのグランドデザインからマーケティング・企画・DB構築・システム開発・デザイン・運用管理・ビッグデータ処理・AI開発まで企業のデジタルプロジェクトをサポートするサービスも提供しているため、口コミが非表示になったあとも対策が可能です。

削除費用

スポットプラン:8,000円〜(単発)
定額プラン:5,000円〜(月額)

株式会社ソルフェリオーナ|風評被害対策シノビ

株式会社ソルフェリオーナのサービス画像

風評被害対策シノビは、サジェスト対策、サイト監視、クチコミ対策など、全て一括で対策可能なコンサルティングプランです。

Googleマップ、電話番号サイト、飲食店予約サイト、掲示板サイト等に記載されるネガティブなクチコミひとつひとつをピックアップして削除いたします。従業員が名指しで誹謗中傷を書かれてしまった、過去のクチコミが残っているという場合も対応可能です。

誹謗中傷・風評被害は、早期発見、早期対応が重要です。問題を放置している間にもネガティブなサイトやクチコミは拡散されてしまいますし、その際に生じた遺失利益や内定辞退者が戻ってくることはありません。

2021年4月7日、日本経済新聞の朝刊にて株式会社Solferiona 代表取締役 菊地将のインタビュー記事が掲載されています。記事はこちらです。代表の菊地のインタビューを中心に、企業がレピュテーションリスクに備える重要性、業界が抱える課題、最新のソリューション、菊地の経歴などが紹介されております。

削除費用

くわしくはこちらを御覧ください

Google口コミは裁判に出せる?弁護士は必要?|費用相場

Googleに削除リクエストは個人でも送られます。しかし、Google側に対して「法的にどのような権利が侵害されているのか」を伝えるためには法律知識が必要となります。

弁護士に依頼すれば、法律知識を要する内容や開示請求等の法律事務での対応ができます。民間企業が対策をする場合は開示請求等の法律事務での対応をすることができません。 

ただし、Googleクチコミの対策においては開示請求等の法律事務を通して対応をするケースはほとんどありません。

Google口コミは訴えられるのか

悪意のある口コミの投稿によって企業業績に明らかな損害がでた場合、損害賠償を請求できるケースもあります。また、弁護士に相談すれば、発信者情報開示請求も可能です。ネガティブな口コミを書いた人を特定できます。

民事訴訟も申し立てることで損害賠償の請求に成功した事例も存在します。

しかし、口コミに書き込まれた内容が法律に違反していたり、訴えられる内容でない限り、法律違反を理由とした削除はできません。

弁護士に頼む場合のGoogle口コミ削除費用

弁護士に対応を依頼する場合、相談料・着手金・報酬金などの弁護士費用が発生します。
それぞれの費用が発生するタイミングは以下です。

相談料:法律相談
着手金:案件対応を正式に依頼
報酬金:案件終了時

相談料は30分5,000円~1万円となり、着手金や報酬金は依頼内容によって異なります。

個人のサイトの運営者が、自分のサイトに企業の誹謗中傷に関することを書き込んでいる場合、相手方と交渉したり、サイトを削除するよう記した警告文を送ることで、任意的に内容を削除してもらえる可能性があります。その場合、弁護士費用は以下の通りです。

参考:https://houmu-pro.com/it/148/

着手金:約5~10万円

報酬金:約5~10万円

合計:約10~20万円

開示請求する場合

着手金:20~30万円前後

報酬金:15~30万円前後

裁判費用:3~6万円

合計:約38~66万円

裁判所を通す場合

着手金:20~30万円前後

報酬金:15~30万円前後

裁判費用:3~6万円

合計:約38~66万円

損害賠償を請求する場合

着手金:約20~30万円

報酬金:獲得(もしくは請求)慰謝料額の16%前後

裁判費用

請求金額によって手数料が変動する

請求額100万円:1万円

請求額500万円:3万円

請求額1,000万円:5万円

刑事訴訟する場合

40~80万円(告訴状の作成費、郵送などの実費)

以上のように、弁護士に対処してもらうには相当の費用がかかります。

Google口コミ削除で弁護士に相談できる内容

口コミ削除に関することを弁護士に相談する場合、以下のようなことも相談・依頼できます。

参考:https://houmu-pro.com/it/148/

  • 口コミが削除できるかの判断
  • 費用や損害賠償など、金銭的なものの見積もり
  • 相手が個人サイトの場合、内容証明や警告書の作成・送付
  • 削除依頼する場合の証拠の保全
  • 発信者の特定・情報開示
  • サイト運営者に対し、削除依頼
  • 誹謗中傷により損害が出た場合の損害賠償請求・交渉
  • 交渉により和解した場合の和解書の作成・締結
  • 刑事告訴する場合の告訴状の作成
  • 社員・取引会社に対する説明
  • マスメディアに対する対応
  • 今後のIT問題に対するリスクマネジメント

Google口コミを削除申請をする場合の注意点

Google口コミは、自分で削除を依頼できます。その際の費用はかかりません。費用がかからず、弁護士や業者に頼むため比較的手軽にできますが、削除できない投稿が存在します。
削除依頼には複数の手段があるため、最適な手段を検討しましょう。

Google口コミで削除できない投稿とは?

削除できない投稿は以下です

星1つの評価で、コメントが一切ない口コミ
ユーザーの受け取り方に依拠してしまう口コミ

また、Googleの規約にどのように違反しているかどうかも事前に確認して申請時に言わなければなりません。

Googleの規約は以下です。

スパムと虚偽のコンテンツ

投稿するコンテンツは、その場所での実体験に基づいている必要があります。評価を操作する目的でコンテンツを投稿しないでください。また、虚偽のコンテンツを投稿したり、同じコンテンツを複数回投稿したり、同一の場所に関するコンテンツを複数のアカウントから投稿したりしないでください。

関連性のないコンテンツ

その場所での体験に基づくコンテンツや、その場所での体験に関する質問のみ投稿してください。Google マップは、政治的または社会的な主張を表明したり、個人的な不満を述べたりするための場ではありません。この基準を満たしていないコンテンツは削除されます。

制限されているコンテンツ

特定の規制または各地域で規制の対象となっている商品やサービスについては、コンテンツを投稿する際に、それぞれに該当するガイドラインを遵守する必要があります。アップロードするコンテンツには、各地域で規制の対象となる商品やサービスの販売を促すフレーズや特典を含めることはできません。こうした商品やサービスには、アルコール、ギャンブル、タバコ、銃、健康器具や医療機器、規制されている医薬品、成人向けのサービス、金融サービスなどが含まれます。

コンテンツには以下のものを含めないでください。

規制されている商品やサービスを購入できるランディング ページへのリンク。

規制されている商品を購入できるメールアドレスや電話番号などの連絡先。

規制されている商品やサービスのプロモーション特典。たとえば、特価セール、クーポン、価格情報など、規制されている商品やサービスを販促する宣伝を含んだコンテンツはアップロードできません。

これらの商品を偶発的に描写しているコンテンツについては、このポリシーから除外されます。

違法なコンテンツ

違法なコンテンツや、違法行為を描写したコンテンツは許可されません。以下に例を示します。

著作権を含む他者の法的権利を侵害する画像または他のすべてのコンテンツ。DMCA に基づく申し立てを行う方法など、詳細は著作権に関する手続きをご覧ください。
性的虐待のあらゆる画像、および児童を性的に表現したあらゆるコンテンツ。

危険行為や違法行為(レイプ、臓器売買、人身売買など)を描写したコンテンツ。

違法な商品やサービス(絶滅が危惧されている動物の商品、違法薬物、非合法な市場に転売されている処方薬)。

露骨な暴力や不当な暴力を描写した画像、または暴力を助長する画像。

テロリスト グループによって制作された、またはテロリスト グループのために制作されたコンテンツ。

テロリストのコンテンツ

テロ組織がこのサービスを利用することはいかなる目的(メンバーの募集を含む)でも認められません。また、テロ行為を助長したり、暴力を扇動したり、テロ攻撃を称賛したりするコンテンツなど、テロに関連するコンテンツは固く禁じられています。教育上、記録上、科学上、または芸術上の目的でテロ関連のコンテンツを投稿する場合は、投稿した意図が閲覧するユーザーに理解されるように十分な情報を提供するよう心掛けてください。

露骨な性的表現を含むコンテンツ

露骨な性表現を含むコンテンツは許可されません。また、児童を性的に虐待したり、性的な意味合いで表現したりするコンテンツも禁止されています。Google はこのようなコンテンツを削除するほか、該当アカウントを停止し、全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)および警察当局へ報告します。

不適切なコンテンツ

わいせつ、冒涜的、不適切な言葉やジェスチャーを含むコンテンツは削除されます。

危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ

Google マップはユーザー同士の安全なコミュニケーションの場です。そのため、販売者や消費者が危険なコンテンツや中傷的なコンテンツを投稿することは許可されません。以下に例を示します。
自分自身または他者に危害を加えると脅す、または危害を加えることを奨励している。
個人または個人で構成されるグループを中傷、威嚇、攻撃している。
人種、民族、宗教、障がい、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性や、制度的人種差別や疎外化に結び付くその他の特性に基づいて個人またはグループへの憎悪を促す、差別を助長する、または誹謗している。

なりすまし

Google マップを使って他人を欺くことは許可されません。不正なコンテンツ、虚偽の表示や説明もこれに該当します。

他の個人や企業、組織を代表する権限がない場合は、投稿コンテンツをそれらの個人や企業、組織に関連付けて表示してはいけません。

Google は、Google の代理である、または Google に雇われているなどの虚偽の主張をする投稿者に対して、コンテンツの削除やアカウントの停止、その他の法的な措置を取る権利を有します。

利害に関する問題

マップユーザーの投稿コンテンツは、公正で偏見のないものである場合に価値を生みます。禁止されている行為の例として次のようなものが挙げられます。

自分の店やサービスのクチコミを投稿すること。

現在または過去の職場に関するコンテンツを掲載すること。

競合他社に関するコンテンツを投稿して評価を操作すること。

引用:https://support.google.com/local-guides/answer/7400114?hl=ja

自分のグーグル口コミが消された場合はどうする?

自分が投稿したGoogle口コミが削除されてしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。

投稿が削除された場合は、何らかの規約に違反している可能性があります。

グーグルマイビジネスに登録している企業が何かしらの判断で削除を依頼しているため、掲載企業に問い合わせてみましょう。

Googleマップにある自分の口コミは削除できない?

自分が投稿したGoogle口コミは削除可能です。

投稿の上にある3つの点をクリックして削除を選択します。

投稿したGoogle口コミは身バレするのか嘘はバレる?

特定のページにアクセスしたり書き込みしたりするだけで、個人情報は特定されません。しかし、先ほど説明した開示請求された場合、身バレします。

Google口コミの削除費用を知り風評被害対策を進めましょう

今回はGoogle口コミの削除費用について紹介しました。
おすすめの削除サービスを比較してありますので、気になった際は比較してください。ぜひサービスに登録してみましょう。

口コミ削除は風評被害対策にも繋がります。Googleクチコミ削除以外にも風評被害対策をしたい場合、こちらの記事を参照してください。