【サジェスト】とはインターネット上で文字を入力して検索した際に、検索候補としてでてくるキーワードのことです。

サジェストは便利な検索機能ですが、キーワードを調べた際にサジェストに「迷惑」「悪い」といったネガティブなキーワードがでてきてしまった場合、ユーザーへの印象を悪くしてしまい、風評被害につながります。

今回はサジェストの意味や仕組みから、サジェストが調べられるサジェストツールやネガティブサジェストを対策・削除する方法を解説します。

Googleサジェストとは?

Googleサジェストとは、Googleで検索欄に入力したキーワードを入力した際に出てくる、関連性のあるキーワードが表示される機能です。

サジェストの意味|英語のsuggestは「提案」

そもそもサジェストとは、英語の「suggest」から来ており、「提案」と訳されます。

ユーザーが何らかのキーワードを検索した際に、同時に調べられそう・関連がありそうなキーワードが「提案」されるため、サジェストと呼ばれているのです。

サジェストキーワードの意味

サジェストキーワードとは、検索候補として出てくる単語のことです。

このようにサジェストとGoogleで検索するとこのような検索候補がでてきます。

サジェストキーワードとは、この場合サジェストの右についてくる「とは」や「意味」が相当します。

Yahoo・ツイッター・ラインにもサジェスト設定機能がある

Yahooなどの検索エンジン以外にも、Twitter、LINEにもサジェスト機能があり、設定できます。YahooやTwitterと違い、LINEには相手に送るメッセージに関連したスタンプが提案されるというサジェスト機能があります。

Googleサジェストの仕組み

Googleサジェストはどのようなキーワードが選定されてでてきているのでしょうか。

まず、Googleの場合はサジェストキーワードとしてでてくるにあたり、いくつかの条件があります。ユーザーの検索頻度や検索したキーワードの関連性に応じて提案されますが、候補をだすのはアルゴリズムであるため、サジェスト機能の法則は完全に解明されているわけではありません。

ここではサジェストキーワードに影響を及ぼす条件を紹介します。

Googleサジェストの仕組み①調べる回数

そのキーワードが何回検索されたのかという数値です。この検索回数が多いほど検索需要が高いと言えます。
そのため、検索回数が多いキーワードがサジェストに選ばれやすくなるのです。

Googleサジェストの仕組み②注目度

ニュースなど、ユーザーからの注目度が高く、検索回数が短期間で増加したキーワードもサジェストの対象になります。

Googleサジェストの仕組み③検索人数

どれだけの回数検索されたかとは別に、そのキーワードがどれだけの人に検索されているかが図られます。

Googleサジェストの仕組み④Webサイト・コンテンツ数

そのキーワードを検索した際にでてくるWebサイトや、コンテンツが充実しているかも重視されます。

Googleサジェストの仕組み⑤検索場所

キーワードの種類にもよりますが、ユーザーがどの場所から検索しているのかに応じてサジェストワードが変化します。

Googleサジェストの仕組み⑥検索履歴

過去に検索したキーワードも関連性が高いと判断されるため、サジェストに表れます。

サジェスト広告とは?

サジェストキーワードに社名やサービス名など、特定のキーワードを表示させる広告です。
アクセス数やブランディングの効果を上げられます。

サジェストキーワードにはSEOに活用できる

サジェストキーワードを把握し、うまく抽出すればWebサイトなどSEOにも活用できます。

サジェストキーワードは「ユーザーの知りたい情報」

サジェストキーワードは検索回数や検索人数が多いキーワードがでてきやすいため、検索ユーザーのユーズが高いキーワードであると言えます。

そのため、検索上位を狙うならば、サジェストキーワードをコンテンツに組み込まなければなりません。

サジェスト検索される確率

「BACKRINKO」で公開した記事、「How People Use Google Search(New User Behavior Study)」では、454人の被験者にGoogle検索を用いた様々なタスクをこなしてもらい、ユーザーの検索行動の様子を調査・分析して結果が報告されています。

これによると、検索者全体の約4分の1(23%)が、autocomplete suggestions(Googleサジェスト)の中から検索ワードを1つを選んでいることがわかりました。

このようにサジェストで検索される確率は少ないとは言えません。

参考:How People Use Google Search(New User Behavior Study)

サジェスト汚染を抽出・対策・削除する方法

このように便利なサジェスト機能ですが、悪影響を及ぼす恐れがあります。検索した際に候補としてでてくるキーワードが印象を悪くするようなサジェストであった場合、ブランディングの低下にもつながってしまうのです。

このように印象を悪くするようなサジェストによってブランディングが低下してしまう現象を【サジェスト汚染】と言います。

ここからはサジェスト汚染を抽出・対策・削除する方法を紹介します。

サジェスト汚染対策方法〜ネガティブサジェストを抽出〜

まずは社名・サービスを検索した際にネガティブなサジェストキーワードがないか確認しましょう。

また、ネガティブなサジェストキーワードがあった際は抽出して関連するコンテンツがないか確認しましょう。

無料で取得できるサジェストツールを紹介

社名やサービス名でネガティブなサジェストキーワードを抽出する際に使える便利なサジェストツールを2つ紹介します。

両者は無料で使えるほか、キーワードを入れてボタンを押すだけでサジェストキーワードが一覧で出てくるため、使い方がかんたんです。また、どれだけ検索されているかという「検索ボリューム」も同時に調べられるため、おすすめです。

Ubersuggest

引用:Ubersuggest公式ページ
引用:Ubersuggest公式ページ

プロジェクトを登録して検索順位が上がるSEO施策が可能です。

キーワードの検索ボリュームやサジェストキーワードは無料で調べられますが、有料会員になれば以下の機能も使えます。

  • 検索順位を追跡して改善策を提供
  • 施策の効果を毎日測定
  • サイトの重大な問題をアラート
  • 定期的なSEO診断

ラッコキーワード

引用:ラッコキーワード公式ページ
引用;ラッコキーワード公式ページ

サジェストキーワード(Google/Bing/YouTube等)・関連Q&A・トレンド情報を一括で取得できるため、記事制作などのコンテンツ制作における、検索意図・コンテンツニーズの把握が効率的にできます。

このように定期的に社名やサービス名をサジェストツールに入れてサジェストキーワードを調べていれば、万が一ネガティブなキーワードが抽出された際にも早くに対処できます。

しかし、社名であれば「株式会社」の有無やサービスであれば略称などでサジェストキーワードは変わってしまうので注意が必要です。

自社で調べきれない場合、他社にサジェストの監視を依頼する方法もあります。

ネガティブサジェストが表示されないためには【業者依頼】がおすすめ

万が一ネガティブなサジェストキーワードが抽出された場合はどうすればよいのでしょうか。

一番の方法は専門の業者に削除を依頼することです。他のキーワードコンテンツをつくってネガティブなキーワードを押し下げるという方法もありますが、時間が経てばネガティブなキーワードが戻る恐れがあるためリスクが伴います。

業者に依頼するのではなく、自社で対応する方法はさらなる汚染を招く恐れがあるためおすすめできません。

ネガティブサジェストの削除申請は失敗するリスクがある

よくネガティブサジェストの対策として自社で「削除申請」するという方法を耳にしますが、失敗するリスクが高いためおすすめできません。

あくまで削除を「申請」するため、取り下げられる可能性が高いためです。

業者に依頼して削除してもらう方法を選択しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はサジェストの意味や仕組みからネガティブサジェストの対策方法を紹介しました。

サジェストはユーザーにとって便利な機能であり、企業側にとってもユーザーのニーズが知れたり広告としても活用できたりする便利な機能です。

しかし、会社名やサービス名を入力した際に悪影響が出るようなサジェストが出てきてサジェストが汚染されてしまった場合、風評被害にも繋がります。

そのためには日頃からネガティブなサジェストキーワードがないか確認し、万が一あった際には削除を依頼しましょう。